Head Implant Device
コンセプトデザイン、デザインスタディ

これは数年前に行った思考実験です。
最終的に人がデバイスにより頭部を覆うまでに、バリエーションがどの程度あるのかを視覚的にスタディしました。
一つ一つのイメージは、深い考えに基づいているわけでなく、フラッシュなアイディアと様々なSF作品から影響を受けたビジュアルの再確認です。

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人は1970年代、2000年代、2010年代、とコンピューターとインターネットの登場で計算力と情報取得能力を獲得し可搬性とタッチインターフェイスによる身体性をスマートフォンという形に押し込め現代の生活を営む上で必須と言える存在を作りました。

さらには、ハードとソフト、リアルと仮想の差を人工知能類の開発によって埋めようとしています。
ソフト、コンテンツ、サービス、制度、通貨などはかろやかに仮想、デジタルへ移行を始めていますがそれを求め享受する人は未だ物理身体性が高いアナログな有機体であり立ち遅れています。

特に、SNSなどの発達から会話と文章を進化させ、人と人のコミュニケーション性を高めてきました。
しかし一方では、未だその程度の発達でしかなく、言わば既存手段のマイナーバージョンアップを続けてるに過ぎず思考や心を通わせるにはそれ以外の手段がありません。

また、物理身体を伴うリスクとして2000年代のSARS(鳥インフルエンザ)、2020年代のcovid-19(新コロナウィルス)の感染拡大は物流と交通の発達による暗い面を私たちに思い知らしめました。残念ながら永く移動などの物理行動が私たちの価値で美徳であったことから今すぐ行動変容を続けるのは難しいでしょう。


以上から,近い未来、人は以下の機能獲得のため、頭部を覆い生活の大半を過ごすと仮定します。
・情報取得効率の向上
・対人コミュニケーションの促進
・防疫性獲得

頭部を覆う事で得られる主なメリットは以下です。
・定量的なセンサ位置の確保、脳との距離が物理的に近い、侵襲非侵襲問わず脳波取得に好条件
・視覚聴覚触覚味覚嗅覚へアプローチが可能
・目、口の粘膜を隠し物理的に感染リスクを低減

デメリットは以下です。
・外見が今までの通常と異なる
・デバイスを付加した場合、装着感、閉塞感が高い
・高重量


頭部を覆うまでのアプローチは基本的に、非侵襲型デバイスから侵襲型デバイスへ移行すると考えています。
生命機能維持のため、ペースメーカーのインプラントや外観的機能獲得のための、豊胸パッドの装着から、シリコンのインプラントへ進んだようにメガネのインプラント、補聴器ヘッドフォンのインプラントはもちろん、視覚センサ、嗅覚センサ、味覚センサ、脳波センサのインプラント。はてはコンピューター、通信装置を伴ったスマートフォンのインプラントです。


市場の発達は、車、スマートフォンの成り立ちから推移を踏まえると思いもよらぬ既存メーカーが様々な角度から参入すると考えます。
今までの事例として、軍事産業から車のVWやBMW。コンピューターから通信デバイスのapple。検索エンジンから情報インフラサービスのgoogle。
参入企業の推察として、車、コンピューター、スマートフォン、通信、サービスはもちろん、医療医薬品メーカー、頭部装具メーカーなど多様な
ジャンルの企業が参画します。また施術の観点から整形外科企業が大きく発展すると考えます。

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